小林市　　　　　　　　巣之浦川大滝

今回の遠征は、この巣之浦川大滝に瀑好さんに誘われたことから、計画しました。花の駅生駒高原で待ち合わせしていたのだが ちょうど花のシーズン、南側の駐車場に誘導された。車止めゲートの前を 11:07出発。すぐに曲がりくねった杉の木があった。次 の11:24 分岐は左。11:55 林道から離れる地点に到着。まだ、降っていないが、雲が低い。
駐車状況	曲がった杉	ここは左	この橋から林道を離れる
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小休憩の後、左岸の放棄作業道を進む。砂防堰堤を建設するための作業道だったのだろう。12:10 対岸に滝が見える。潜流瀑だ ろう。とにかく赤い礫が目立つ。地質図によると『非アルカリ苦鉄質火山岩類』となっている。安山岩・玄武岩類だそうだが、鉄 分が赤いのだろう。
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12:14 目的の巣之浦川大滝が見えてきた。谷は分岐している。目的の滝は左又なので、右又の堰堤の上流を渡渉して、二又の間 の枝尾根を登る。赤い斜面を進むと、立木の無い斜面となる。ここをトラバースするようだが・・・無理。元が火山灰の地質。雨 で濡れているので、とんでもなく滑ります。柔らかいので、小さな立木に力を加えると、そのまま起きてきます。結局下から遡行 することにする。懸垂下降のあと滝下に進む。
対岸の潜流瀑	巣之浦川大滝遠望	堰堤上を渡渉	トラバース無理
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下流の前衛滝まで進むと、先客がいた。名古屋の方のようで、私のことも瀑好さんのことも知ってくれていた。明日は、四国に 渡り小金滝に行くそうだ。 　前衛滝を巻くのが少しうっとうしい・・・。とにかく柔らかいので踏ん張りがききません。どうにか登って、瀑好さんにお助け 紐を出す。 　美しく不思議な滝です。上段の直瀑と下段の幅広滝に分かれます。下段の両サイドは潜流瀑だろう。赤黒い岩盤が楽しい。
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降り始めた雨がつらい。フィルターやレンズに水滴が付くので、写真としては最悪の状況だった。
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瀑好さんが記念写真を撮ってくれた・・・ありがとうございます。
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滝前で４３分過ごし引き返す。
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下流の潜流瀑まで戻り昼食とする。雨が降り続くので急いで食べる。再度、潜流瀑を撮影。２０分程で出発。
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駐車場所には、14:41 に帰り着きました。今回の所要時間は３時間３０分ほどでした。滝手前で素直に堰堤下流から遡行すれば あと１５分は短縮できると思います。