新宮市     栂谷から烏帽子山

撮影対象 所在地とマピオンリンク

評価

撮影日 撮影カメラ
栂谷から烏帽子山 新宮市高田

AA

2011/05/08 Cyber-shot DSC-TX10

 今回も、東さんとの沢登りです。新宮市高田川支流の栂谷です。初心者向けの沢と云うことでした。舐めてました。確かに
危険箇所や難しいところは無いのですが、とにかく長い。587mの二俣まで、3km強、4時間強かかった。また、ナメ床
ばかりが続くようなイメージがあったのですが、そんなわけないですよね。繰り返し現れる、ゴーロにうんざりしました。写
真のファイル名は、撮影時間になっています。10時18分に撮影したなら「1018」という名前にしていますので、参考にして
下さい。ルート図ルート資料も参考にしてください。
 なお、一部の写真は東さん提供。


 6時46分、駐車場所を出発。栂の平橋の南詰めから谷に降りる。立て続けに、ナメ床やナメ滝が現れる。久しぶりの沢行
きのため、GPSによる地点登録を忘れ、位置は不明です。ファイル名(撮影時間)で、想像してください。
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 末広がりの滝の上流にもナメ床が続く。少し険しくなったんで、左岸の林に逃げる。
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 ゴーロに疲れて、300m附近で15分程の小休憩。休憩後20分程で、噂のコーラの看板が登場。思ったより小さい。
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 徐々に淵も現れる。左岸をへつる東さんです。少し体調が悪かったようです。ヤケベ岩はまだか・・・。
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 ナメを滑らないように登ります。新緑の向こうに巨大な岩壁が・・・ヤケベ岩です。100m程の高さがありそうです。広
い淵の向こうには、斜滝が落ちています。1時間45分で到着です。
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 透明な淵と巨大な岩。淵の一番奥には、斜滝が落ちています。
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 撮影と休憩で25分を費やして、出発です。淵手前から大きく巻くのかなと思ったけど、滝の真横を登れました。
 
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 滑らないように〜。上手に滑れば、ヤケベ岩の下まで戻れるかも・・・。ナメは続くよ、どこまでも。
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 そして、行く手のナメを塞ぐ巨岩。滑り出したら、恐いだろうな。私はボーリングピン・・・。
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 またまた登場、人間ボーリング・・・というよりも巨大なカーリングのストーン? 東さんがつぶされそう。
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 9時49分、ガンガラ滝。滝の手前には、巨大杉の古木・・・、私には龍に見えるのだが・・・。
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 自ら、温室に入った草があった。行者道との看板が・・・。
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 左岸に、V字のスラブ壁が続き、へばりつく立木がズリ落ちている。ナメ床が続く。
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 10時37分、スラブ滝に到着。右岸を登ったと思います。
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 ナメが続きます。
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 写真だけ見ると、ナメばかりに見えますが、基本的にはゴーロが多いです。あまりゴーロの写真は写さないです。
 
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 ようやく、587m分岐点到着です。5時間37分経過。左又のナメ滝を登ったところで昼食です。今日は、和歌山ラーメ
ンとおにぎりです。東さんごちそうさまでした。45分の昼食休憩後、出発。源頭部分にも巨石がつづく・・・。
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 へばってます。急勾配の源頭部はきついです。山頂まで3回も小休憩を入れました。660m地点で沢靴からゴムピン地下
足袋に履き替え。巻きテープに導かれると、どんどん東側に進みます。ますます急勾配になり、800m地点で西にトラバー
ス気味に逃げました。そのまま進むと烏帽子岩の東側に出そうです。烏帽子岩でも座り込んで、岩に登ることも出来ません。
13時15分烏帽子山頂910mに到着。東側には新宮の町並みが見えます。
 そして、俵石に向けて下ります。これがまたきつい。勾配が半端じゃないです。杉の古木や猪垣を見て下ります。細かく休
憩を入れながら。
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 14時39分、大杭峠へ続く道との分岐点に到着。ナメの上からカーリングストーンが睨みをきかす。棚田の跡だろう。
俵石廃村に入る。半分地面に飲み込まれた洗濯機が・・・手回しの絞り装置付きです。知っている人も少なくなっているか
も・・・Nationalでした。しかし、なぜ半分埋没しているのだろう。
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 廃村の中を進む。お墓も残っています。綺麗な石垣も・・・。崩れ落ちた廃屋があります。
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 朽ちかけた木橋を渡り、猪垣沿いの道を進む。杉林の向こうに廃屋が見える。紀南には、各地に廃村が点在する。高度成
長経済の中で、第一次産業が切り捨てられ、人が都会に集中した結果だろう。
 林道横の小谷に、小さなが落ちていた。
 
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 全行程7.3km、標高差800m弱、9時間弱の行程です。体力が落ちているのでしょう。とてもきつかったです。昨
年の内鹿野谷以来、半年ぶりの沢でした。