細かい雨が降っています。合羽を着込んで出発です。
　滝見道入り口の案内板を確認して、滝見道に入ります。岸田川を渡る橋からも、綺麗な小滝が見えました。

　橋から少し進むと、立派な林道らしきものが・・・水路でした。関電岸田川発電所の導水路のようです。取水口までは、導
水路の上を歩きます。綺麗な渓流や小滝を見つつ、進みます。

　魚止めの滝は下まで降りられなかった。ロープを使えば可能でしょうけど、そこまでする必要は無いかな・・・。段々暑くな
って来る。吹き出す汗をぬぐおうとすると、あら、タオルを忘れた・・・時々やるんだよな。そしていつも『次からは、予備を
リュックに入れておこう』と、いつも思うのですが・・・。

　いくつかの微妙な橋を使って渡渉を繰り返す。9:03、ついに橋が流されていた・・・はい、ジャブジャブです。想定していた
ので、大丈夫です。9:07もジャブジャブでした。ここから、霧ヶ滝コースの一番きつい場所です。８０ｍ程度の急登ですが、な
ぜかきつかった。この間、３００ｍ程谷から離れます。巻き道からでも大きな水音が聞こえていたので、連瀑帯かも知れない。

　9:22双子杉で小休憩。双子杉、妖怪のような杉でした。暑さに我慢できず合羽を脱いでリュックにしまいました。７分程の休
憩後、双子杉から下ります。せっかく登ったのにまた下り。こういうアップダウンでは、いつも心の中でブーたれています。谷
に復帰すると、対岸の霧の中に絹糸の滝が落ちていた。

　ロープ場や桂の巨木、無名滝を楽しみながら進みます。

　赤滝渓谷も遡行したいが、雨なので、不安が残ります。技術的にも難しそうだし、昨日痛めた右足首にも不安があるので、今回
はパス。帰って検索すると、ブロ友の「cahcap」さんが遡行していた。やはり、相当レベルが高そうだ・・・諦めて正解だった。

　10:00霧ヶ滝が見えてきた。上部は霧に包まれている。

　落ち口に小さな段を持っているが、基本的に直瀑です。

　下部の赤い岩が楽しい。所々に潜流瀑も見られる。滝壺はありません。上段で水が砕けるのでしょう。

　２０分強、撮影して引き返す。