駐車場から車道を上流に歩くと、数分で出合滝への降り口。少し下ると出合滝が見えてくる。

　降り口まで戻る。すぐ上流に、案内板が設置されている。案内板に「台風の被害で大滝の見学は出来ません」・・・またで
すか。取りあえず、他の滝を回ることにする。橋の手前の遊歩道を右に進む。かに滝だ・・・。

　川に降りて、かに滝を撮影する。釜は広いが、小さな滝だ。ハイヒールでも歩けそうな遊歩道を進むと、伊豆の踊り子さん
が迎えてくれる。残念ながら、私たち世代の永遠のアイドル、百恵ちゃんではありませんでした。

　渓流沿いの遊歩道を進む。上流の地形が、徐々に険しくなってくる。そして・・・初景滝の手前に、通行止めのゲートが。
「落石のため通行止め」とある・・・。早朝（７時３０分頃）ゆえ、人影は見えない。ごめんなさい。進みます。そのために
地下足袋で来ました。初景滝の前にも、踊り子が・・・。

　初景滝から先は、気軽な遊歩道ではありません。ある程度の覚悟を持って進んでください。蛇滝です。

　ルートが分かれました、どちらから行っても一緒です。私は、左に（えび滝）進みます。小さな小さな尾根を越えると、
えび滝です。滝のすぐ下流に橋が架かっています。

　また、小尾根を越えます。釜滝が見えてきます。いい空間です。左側に大きな柱状節理の絶壁。正面に釜滝、その下流に
渓流瀑・・・。正直、ここで、これほどの滝が見られるとは思わなかった。感動です。

　滝見道（遊歩道ではありません）は橋を渡り、滝の落ち口に向かう。落ち口のすぐ手前まで行くことが出来る。
豪快な、滝を堪能して滝見道を戻ります。えび滝には戻らず、えび滝の上流を下ります。

　２０分弱で、車道に戻る。大滝に向かうが、大滝入口には木戸があり、右のような貼り紙が・・・・。
人がいない場所では、通行止めゲートをまたいだり立入禁止ロープを越える私ですが、流石に、木戸は
破れません。未練たらしく、木戸周辺をうろうろしたが・・・結局あきらめました。釜滝を見られたか
ら、良しとします。