車道から下ると、すぐに吊り橋が見えてきます。妻も、この程度の吊り橋は平気になりました。

　ところが次に現れたものは・・・吊り橋ではありません。これを見たとき「妻は無理だ。車で待つって云うだろうな。」そう
思いました。この橋には、吊りワイヤーも横下にあるはずの揺れ止めワイヤーもありません。ワイヤー８本を水平に張り、鉄筋
を交差固定し、その上に板を張っています。手摺もワイヤーです。妻に「先に渡る？　あと？」と聞くと「先に」と・・・。
驚きました。ゆっくりゆっくり数十ｍの橋を数分掛けて渡りきりました。本当に驚きました。自分も渡りながら、その揺れやす
さを痛感しました。観光客も渡るのによく事故が起こらないものだ・・・。橋からは、整備された遊歩道が続きます。

　ほどなく大滝到着です。基本的には大きな直瀑だが、豪快さより優しさを感じる滝でした。

　大滝を堪能して帰ります。往路で撮影できなかった無名滝も写します。

　行くとき渡った橋は、帰りにも渡らねばなりません。今度は先に渡って、橋下から撮影しました。往路に撮影できなかった
表示板やバス停も撮影しました。妻のがんばりに驚いた滝見でした。