この滝へは、３ｋｍほどの舗装林道歩きが必要です。今回は自転車を持ち込みました。８時５５分出発。前半の２．２ｋｍで
標高差２２０ｍを登ります。最初は緩やかで乗って行けたのですが、すぐにヘロヘロ、押して歩くことになりました。なのに妻
はスイスイ進みます。そうなんです・・・妻の自転車は『電動アシスト自転車』なのです。私がほとんど自転車を手押しした林
道を妻は乗って進みました。以前に河内長野の千石大滝に行ったときにも紹介したオオトモのFDB-202EAです。優れモンです。

　途中で休み休みへろへろで登りました。登り切ったと思ったらすぐに下り、そこに無名滝(9:39)が落ちていました。そしてまた
登りを押して進みます。９時４５分、林道終点。そこに自転車をデポして古ケ丸山への登山道を進みます。すぐに怪しげな踏み跡
が、谷の方に降りています。滝への道だろうと数分降りてみるが、段々薄くなる。間違いだと判断して登山道に戻り、少し進むと
分岐の看板(9:54)が建っていた。明確な滝見道を進むと、９時５９分滝が見えてきた。対岸の枝谷には無名滝も落ちている。

　滝の手前は崩落があった様で危険な雰囲気です。分岐点にあった「落石危険立入禁止」の表示はこのためだろう・・・。確かに
もろそうな岩なので、急いで通過。１０時４分、滝前に到着。滝前は一部凍っていたけど、スパイク地下足袋なので、問題なかっ
たです。

　滝は銚子の様な形で、福島の銚子ヶ滝を思い出した。滝下部両側の岩は赤く、横に細かい模様が入っている。これが、レンガに
見えるところから付けられた名前だろう。細かい横縞模様は板状節理かな・・・。

　１５分程撮影して引き返す。滝付近は日陰で寒くなってきたので、林道終点まで戻り、１０分少し軽食休憩とする。帰りは快適
です。往路５０分の行程を１４分で下りました。計画では全行程を９０分と踏んでいたけど、２時間弱かかりました。自転車の積
みおろしでも３０分程かかったので、１時間程遅れました。この日はこの１時間の遅れが、最後まで残りました。