三重県紀宝町　　　　　電気の谷

以前来た時には、薄暗い人工林の中を進んだ記憶があるが、伐採されて明るくなっていた。清浄の滝付近の登山道は、谷より高い位 置を通っているので、道と谷の間に、伐採された木の枝などが残されて滝まで降りることが出来なかった。ずっと下流から遡行すれば 行けそうだが、今回はパス。
駐車場所	渓谷への入口	登山道？	清浄の滝	清浄の滝上段
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上段も写して少し進むと対岸に滝が見える。前回は気付かなかった。せっかくなので谷に降りて渡渉。一応、二段滝として紹介しま す。滝左側に残る石垣が見事だ、恐らく木馬道かトロッコ道があったのだろう。
清浄の滝上段		登山道	7:43の右岸枝谷二段滝
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7:43の右岸枝谷二段滝から8:00の滝までは、快適なナメが続く。こんなナメを見せられたら、我慢などできません。やっぱりジャブ ジャブでした。8:00の滝手前で登山道に復帰。
ナメ				8:00の滝
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登山道を少し進むと、またもナメ床の登場。三段の小さな段差を持っている。滝とは呼べないがとても魅力的な流れです。特に一番 上流の段差は、人工かと思うほど魅力的でした。斜めに露出した岩脈が堰堤のようです。
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ミニ堰堤のようなナメ床を越えると、右岸の枝谷に8:11の滝が落ちている。段々と傾斜が緩やかになる優しい滝だ。本谷に戻り上流 方向を見ると凡流が続くが、その先に滝が落ちている。登山道に戻れるか、滝を越えることが出来るか不安だったが進むことにする。 8:21滝前に到着。
8:11の右岸枝谷滝		8:21の滝
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幅広の滝だが、二本の流木が残念・・・。登山道に戻るより、滝の左側を巻き登る方がたやすそうだ。巻き途中に横顔を撮影。簡単 に落ち口へ抜けることが出来た。滝の上で登山道に復帰。
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谷は凡流が続く。やがて対岸に布引の滝の谷が合流するが、本谷沿いをそのまま進むと鉄製の立派な橋がある。8:40橋を渡り、対岸 を少し戻り、布引の滝への枝谷沿いに進む。両岸に道があるが、私は左岸の道を進む。やがて前方にかすかに滝が見えてくると、登山 道は右上に登る。その付近から谷に降り、ゴーロを登ることになる。そして、青空をバックに布引の滝が登場します。
8:40の橋	ゴーロを進む	荒れた滝前
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素晴らしい空間です。青い空と緑、そして白・・・この滝はこんなにも素晴らしかったのか・・・以前に来たときは、水量も少なか ったのだが、何よりも滝屋としての自分の目が貧弱だったのだろう・・・。この付近には３つの布引の滝があります。楊枝川布引の滝 高田布引の滝、そしてここ、何れも甲乙付けがたい秀瀑です。
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繰り返す大雨により、上流から流されてきた大岩が重なり、滝壺はありません。でも、滝壺の代わりに虹を見せてくれました。本当 に、何時間でも過ごしたい空間です。
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でも、次の予定もあります。２５分程滝前で過ごして帰ろうとゴーロを下ります。ふと気がつくと周囲に５匹ほどのスズメバチが。 慌ててルートを変えます。スズメバチは離れたけど、何か不自然・・・眼鏡がありません。どこかで外した記憶が・・・。５分程探し て見つけました。新たなる出費も覚悟したのですが、見つかって良かったです。 　帰りにクロアゲハを見つけたので撮ってみました。動く被写体の撮影は難しいですね。
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