鳥居をくぐり階段を登る。道は緩やかになり、谷を渡るとこけむした石段の道となる。途中に「東季彦」の歌碑が建っている。　

離
村郷
先に以
谷づ帰来
東の腹り始
水這来め
季呑いてて
彦むて　　

　石段を登ると、鳥居の間から白滝が見えてくる。ここにも不動様がまつられていた。滝自体は変化に乏しい滝だが、落ち口に巨石
が積み上げられている。そこには立派な樹木が・・・だけど、既に枯れている。ここに根付いたものか、流されてきたものか・・・。

滝近くには、渦巻き状の樹皮の木が生えていた。始めて
見る木です。イチイガシとのこと・・・本当に珍しい。