高山市　　　　　　　　　　　沢上谷

撮影対象 所在地とマピオンリンク

評価

 撮影日 靴 撮影カメラ
沢上谷 岐阜県高山市上宝町鼠餅

AAＢ

2017/07/09 ｳｫｰﾀｰﾃﾆｰ Tough TG-4

　高山市内、国分寺東交差点からＲ１５８を東進、６．５ｋｍの町方交差点を直進、県道８９号線を９．９ｋｍで左折、３．８ｋｍで右折、県道４７３号線を８００ｍで左折、県道８９号線を８００ｍで右折、４５０ｍで左折、１５０ｍでデポ地点です。ここに同行のえだ２さんの車をデポ。県道８９号線に戻り、先に進む。４．５ｋｍで右折し林道に入る。１００ｍの林道終点に駐車。ルート図です。いつものように画像ファイル名が撮影時間です。同行者、えだ夫妻。
　6:50出発。作業道の様な場所を歩く。水路跡かも知れない。6:54一度谷に降りるが、すぐに左岸を歩く。
駐車状況 出発 水路跡？ 谷に降りる
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　7:00に谷に降りると、右岸枝谷がナメ滝となって合流していた。そのまま本谷を進もうとしたら、えだ２さんが「この谷の上流が１本目の滝だよ」と・・・。想像より近かったのと、水量が少なかったので見落とすところでした。合流のナメ滝は左側の残置ロープを利用して登る。
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　ナメ滝の上は、ずっとナメ床が続いていた。
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　7:08小さな滝。右側の流心を登る。
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　7:11結構大きな滝が見えてくる。7:14の滝とします。
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　ここも右の溝のような部分を登る。途中でヒキガエルが座っていた。
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　この滝を登ると、ちょっと怖い場所。ずっとナメ滝が続いている。どうにか直登できるが、滑ったら7:14の滝下まで落ちてしまいます。
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　そして7:21五郎七郎滝到着。先ほどの7:14の滝からずっと続くナメ滝です。２つに分岐する、柔らかい滝です。股間のもっこり部分がセクシーです。
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　もう少し水量があれば嬉しかったのですが。
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　えだ２さんに、記念写真を撮ってとお願いすると、「どうせならもっこり部分まで登りましょう」と云うことで、さらに登ります。沢靴の性能試験のようです。
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記念写真です。 下りの方が怖いです。 左又上部ズーム
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　7:59出合いまで戻ります。五郎七郎滝の谷で１時間遊びました。すぐに大きな渕を持った8:05の滝が現れます。
赤いナメ 8:05の滝
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　緩やかな斜瀑で、左側を登れます。
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　8:09の赤いナメ、8:13の滝と続きます。
8:09の赤いナメ 8:13の滝
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8:13の滝
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　この付近から、時間節約のためスローシャッターだけの撮影としました。
赤いナメ 8:22の滝
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　それでも、ナメと小滝が次から次と現れて、前に進みません・・・。
8:22の滝 8:25の滝
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　えださん、ご迷惑をお掛けしました。
8:25の滝 8:26の滝 8:30の滝
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8:33の滝 ナメが続く・・・
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　8:37次の出合い。ここから岩洞滝の谷に入ります。五郎七郎の滝の谷と違って、ナメはありません。
8:37次の出合い
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　小滝を拾いつつ遡行します。
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　やはり撮影対象が多く、ペースが落ちます。
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　8:55、大きな滝が見えてきました。岩洞滝です。前衛滝の向こうに・・・写真写りの良い滝です。
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　落石がおっかないけど、裏見も出来ます。
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　えだ１さんが、滝裏の二人を写してくれました。
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　ここで、一人の若者が追いついてきました。沢登りが好きで、ここにはよく来ているようです。
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　軽く腹ごしらえもして、５０分弱過ごして戻ります。
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　出合いには9:56に戻りました。
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　その後も快適なナメが続きます。所々のゴーロもアクセントです。
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　10:16 の滝は、落ち口の木が楽しいです。
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　そして10:20前衛滝の向こうに白いカーテンが落ちている。蓑谷大滝です。突然、沢登りの団体が乱入。結構年配の方に引率された５人程の団体でした。多くが若者でした。
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　一枚岩を滑り落ちるスラブ滝です。
 
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　結構緩やかな傾斜を流れ落ちています。
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　鱗のような模様を見つめていると飽きることがありません。
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　昼食後、えだ２さんのパフォーマンスも楽しみました。
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　11:14 大滝を離れる。左岸を戻る方向に登りますが、すぐに危険な箇所があります。あとは枝尾根を登り、上部に道が見えてきたら、右方向に進みます。11:31 山道に合流。立派な道です。かっての生活道かも知れない。山道を３〜４分上流に進むと、谷への下り地点があります。急勾配のルートにロープがＦＩＸされています。下降前に小休憩。滝カップルのすてきな写真を撮ることが出来ました。ＦＩＸロープを利用して下降、11:56 に谷に復帰しました。
危険な巻きルート 立派な横道 いいなぁ・・・ 檄下り
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　大滝の落ち口すぐ上流です。えだ２さんがお助けヒモを延ばして、落ち口に進みます。私は無理です。落ち口右側にロープが取り付けられています。どうやら滝下で先行した沢登りグループが、降りたようです。やはり私達とはレベルが違います。そのうちに若い方が登ってきました。クライムの練習でもやっているのかな・・・。
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　さぁ、私達は上流に進みます。降りてきたルートの横には、枝谷がナメ滝となり合流しています。えだ１さんの足元を見て下さい・・・結構な水量です。間違っても足を取られないように・・・。
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　凄いです。転石一つ無いナメ床が続きます。
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　12:10 蓑谷小滝到着。このルート最後の滝です。
蓑谷小滝の対岸に落ちる無名滝 蓑谷小滝
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　蓑谷小滝は、右側にロープが残されています。先人に感謝です。
蓑谷小滝 蓑谷小滝
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　登ります。
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　ここからも快適なナメが続くはず・・が、12:19 ゴーロが現れる。12:22 ナメとゴーロのせめぎ合い。12:28 ナメが完全復活。
12:19ゴーロ 12:22ナメとゴーロのせめぎ合い 12:28ナメが完全復活
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　えだ１さんがつぶやいた。「ここって、元は道だったのかなぁ・・・」。「そうみたいです。」と云ってしまった。１さん、ウソですよ。
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　岩溝も楽しい。
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　楽しかったナメ歩きも、12:50 デポ地点の橋が見えてきて、終了。ナメ床はまだ上流に続いているが、車道に上がると目の前にえだ２さんの車があった。とても楽しい谷でした。繰り返し行ってみたい、そう思わせる渓谷です。
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　デポ地点でえだ２さんの車に乗って、下流の入渓地点には、13:13 に戻りました。

　さて、この沢から帰って色々調べてみました。きっかけは、地形図で五郎七郎滝と岩洞滝の上流に、大原という集落名を見付けたことです。グーグルマップでも建物が見えます。まず滝名ですが、岩洞滝はみそしる滝、五郎七郎滝は五郎七滝と呼ばれていたそうです。みそしる滝の名は、滝の上にある大原集落の人が味噌汁でも何でも捨てることによるとも、みぞの終りの「みそしり」からとも云われているようです。五郎七滝は、この滝に誤って落ちて亡くなった村人の名からきているそうです。
　この大原集落には、学校もあったようです。長倉小学校（のち本郷小学校）大原冬季分校は，へき地等級３級，児童数９名（S.34），大正元年開校，昭和44年閉校。２０１３年には、校舎や神社、一部の家屋も残っていたようです。現在では県道８９号線沿いの家屋も、廃屋となっているので、どういう状況なのか・・・。少し行ってみたい気がします。