駐車場所から下流方向へと荒れた車道を進むと小さな小屋があった。小屋の前には物干しの支柱が・・・別荘？　そのまま下流
方向に進むと、山道になる。程なく分岐点。左は上流側の滝、直進が下流側の滝と予想して、下流方向に向かう。空谷沿いに下る
道となり、やがて予想通りに巴川に出た。上流瀞場の向こうに連瀑が見える。

　手前の瀞場をどうやって突破するか・・・対岸に渡れば簡単に巻けそうだが、水に入らないと渡渉できそうもない。３月、なる
べくなら濡れたくない。そのまま右岸を巻くことにする。樹木の少ない斜面、結構スリルを味わう。今回の遠征で一番危険な場所
でした。降り立った場所が二の滝と三の滝の下流でしたが、この時には前衛滝と三の滝と思っていました。

　二の滝に進みます。保永の滝で一番魅力的な滝でした。戻れるかどうか不安だったけど、二の滝の横を登ることが出来た。滝見
道最初の分岐を直進せず左折すると、二の滝の上に出るようです。そこから斜面を降りて三の滝の下流まで下るのが安全だと思い
ます。出れば斜面を降りるときに１０ｍ程度のロープがあるとより安全ですね。

　一の滝は左側から簡単に突破できます。落ち口を撮影。