岩手県一関市　　　　　同間の滝（カッパの滝）

本寺川が磐井川に合流する場所に懸かるこの滝の存在を知ったのは、磐井川対岸から遠望した画像でした。面白滝好きな私としては、いつかは見なければならない滝でした。なかなか直下に行くのは難しそうだと感じていたのですが、いつの間にかＮＯＲＩさん達が滝前へのルートを見つけていました。ＮＯＲＩさんが次の滝、鍋滝へのルートにロープを準備してくれるとのことで、私たちはたっつさんの先導でカッパに逢いに行きます。本当に至れり尽くせりです。お二人には感謝の言葉しかありません。 　Ｒ３４２から本寺川右岸の車道を歩きます。２５０ｍほど歩くと今は使われていない謎の建物の前に出ました。まだ新しい建物ですが、その前から磐井川の下流方向に道の名残があります。ただ、なかなかの藪漕ぎです。時期によってはイラクサに苦しめられるようです。
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14:18駐車場所から１３分ほどで滝前に到着です。本当に見事なカッパです。頭があり(皿は確認できません)、目があり、鼻・口、首まであります。さらに、カッパの下には犬まで居ますよ。落水を髪の毛？のように垂らした犬で、首輪まであります。地質では堆積岩と流紋岩の境に出来た滝のようですね。首輪のような模様は、堆積岩かも・・・。
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やがてＮＯＲＩさんも追いついてくれました。磐井川対岸の懸垂滝も撮影し、滝ガールを盗撮し14:46カッパの滝を離れます。謎の建物までもどります。そこからカッパの滝の上流に向かいます。
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ＮＯＲＩさんがロープを設置してくれた地点に来ました。写真は滝ガールにセクハラもとい懸垂下降をレクチャーする私です。15:06本寺川に着地。上流には本日ラストの滝、鍋滝が見えます。
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滝に近づくと、両サイドの壁がオーバーハングしていて落石がおっかないです。地質図では堆積岩です。
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この滝の魅力の一つは、滝壺です。直角に落ち込んだ滝壺の深さは、水の透明度が低いので判断できません。相当の深さがありそうです。また滝壺の広さから、滝が滝壺を穿ちながら後退した、悠久の時を感じます。
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また滝前が広く、撮影ポジションが多いのも魅力です。右から左、裏見こそ出来ませんが、楽しく遊べます。
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水量も下流のカッパより多く感じるほどでした。ゆかりん監修の集合写真も撮り、15:32滝前を離れました。
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ロープ等の回収に少し時間がかかったけど、15:53駐車場所に戻りました。その後は一関市内で、温泉、コインランドリー、夕食等のルーチンをこなし、道の駅はやちねへと移動し車中泊でした。